毎日の食事で、健康や美肌のためのメニューを意識している方も多いでしょう。スーパーフードのような食材やオイルもいいですが、もっとお手軽に活用できるのが、ちょい足しするだけでOKな“スパイス”。
アンチエイジングや抗酸化作用があるといわれている香辛料をひとふりするだけで、いつもの食事が美肌食に早変わり。
そこでフードアナリストで時短美容家の筆者が、美肌や老化予防に使っていきたいスパイスを3選ご紹介していきましょう。
■1:セージ
ほろ苦い味が特徴的な“セージ”は、臭み消しとして肉や魚料理によく使われるスパイスです。
セージには、粘膜保護作用や抗酸化作用がある成分“ロスマリン酸”が含まれているため、肌のアンチエイジングに効果が期待できます。
ただし妊娠中、高血圧、てんかんのある方や発熱時の子供は摂取を避けましょう。また、多量に摂取したり長期期間にわたっての摂取もやめましょう。
セージは、野菜類とも相性がいいので、野菜のソテーや野菜スープの隠し味として使うのもオススメですよ。
■2:シナモン
コーヒーにふりかけたりパンやクッキーに使うことが多い“シナモン”。こちらも、美肌効果を高めてくれるスパイスの一つです。
シナモンには血管の老化防止および修復効果が期待できます。
加齢によって血管の働きが弱まり血流が悪くなると、肌に栄養が行き届かずシミやシワ、たるみを引き起こすことに。また、血流が改善すると顔色がパッと明るくなり、むくみ対策にも繋がるのです。
シナモンの手軽な摂取方法としては、コーヒーや紅茶などにふりかけるほか、トーストに“シナモンシュガー”として砂糖と一緒にふりかけて食べるのもお手軽でオススメです。
ただし、過剰に摂取すると肝障害を引き起こすリスクが指摘されています。
■3:ナツメグ
ハンバーグに入れるスパイスとしておなじみの“ナツメグ”には、体温を上げる働きがあります。
年齢を重ねると、慢性的な“冷え性”に悩む女性も増えますよね。体の冷えは血行不良から肌の悩みを加速させる大敵。さらに、体内の代謝が落ち、むくみや肌のくすみも招きやすくなります。体を温めるナツメグを摂って、血流をアップさせましょう。
ナツメグは、ハンバーグやカレーに入れる使い方が一般的ですが、野菜ソテーや卵料理、クッキーなどのスイーツにも使えるスパイス。ちょっとした隠し味として、少量を加えてみてください。
ただし大量に摂ると、めまいや脱力感を引き起こすことがあるので注意しましょう。
エイジング肌が気になっているなら、ちょい足しスパイスで、毎日手軽に内側からケアしていきたいですね。
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