髪の傷みが気になると、ヘアケアにも熱が入りますよね。けれども、一般的に「髪に良い」と言われている方法の中には、人によっては合っていない場合もあり、逆にダメージを加速させている可能性もあります。
雑誌などで知った“ヘアケア”が、必ずしも自分の髪にもバッチリ合っているとは限りません。もしも「良い」と言われている方法を試しているのに、今の髪質に満足できていないならば、ケア方法を見直してみましょう!
そこで今回、時短美容家の筆者が、そんなデメリットも知っておきたいヘアケアを3つご紹介します。ご自身に合ったヘアケアを見つけるための参考にしてみてくだいね。
■1:ノンシリコンシャンプー
このところ“ノンシリコンシャンプー”が爆発的なブームなので、なんとなく「シリコンは悪い」と思ってしまっている方もいるのではないでしょうか。
しかし、“シリコン”はダメージを受けたキューティクルを守ってくれたり、コーティング作用で指通りが良くなったりするメリットがあるんです。
一方、ノンシリコンシャンプーは文字どおりシリコンが入っていないので、洗っていても滑りにくいのが特徴。すると、髪の毛が細い方やくせ毛の方は、摩擦によって必要以上に髪に負担を与えて、傷みが加速するケースも。
ノンシリコンを続けていて髪がバサバサと傷んでいるように感じ、早くさらさらヘアになりたい方は、シリコン入りを使ってみるのも良いでしょう。
■2:ヘアオイル
オーガニック系のオイルなどは、頭皮にも優しそうなイメージから「ヘアケアは断然、オイル派」という女性もいますよね。
でも、「ヘアオイルを使ってから髪の毛がベタつく……」と感じているならば、肌質に合っていない可能性もあります。
頭皮の油分には個人差があるので、オイルを使って丁度いい潤いになる方もいれば、油分が多すぎてベタつきの原因になってしまう方も。すぐに浸透して効果を実感しやすい反面、もともと油分が多いタイプには、過剰に油分を与えてしまうことになります。
もし、乾燥が気になっていてどうしてもつけたい場合は、毛先に少しずつつけ足しながら、ベストな量を調整しましょう。
■3:自然乾燥
海外セレブのミランダ・カーも実践しているといわれブームにもなり、ドライヤーの熱によるダメージを避ける目的で自然乾燥をしている女性も多いのでは?
自然乾燥は頭皮が傷みにくいメリットがあるとされているものの、自然乾燥にもデメリットは潜みます。ドライヤーを使わないと頭皮が湿った状態が続くため、ムレてニオイの原因になったり、雑菌が繁殖しやすい状態になったりと、髪質や体質によっては傷みが加速することもあるんです。
タオルドライだけで、「乾いた」と思っていても完全に乾く前に眠ると枕などと摩擦を起こし、キューティクルがダメージを受けている可能性もあります。
ちまたでは「良い」と言われている方法でも、自分に合わなければ意味がないですよね。「そういえば、以前より髪の状態がイマイチ……」と思うならば、思い切ってケア法を見直す勇気を持つことも、美を作る上で大事な決断です。
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