塗ったあとの色味が持続するとして、大きなブームとなっている“リップティント”。時短美容家の筆者も、メイク直しの回数が減るアイテムとして重宝しています。
しかし、「リップティントを使っても、全然色が持たない」という声もチラホラ……。
そこで今回は、『Michio Nozawa HAIR SALON Ginza』クリエイティブディレクターの那須久美子さんに聞いた、ティントのよさが発揮できない“NG使用法”2つと、色選びのアドバイスをお届けします。
NG1:全面にたっぷり塗るのはダメッ
リップティントを唇の全面にたっぷりと塗るのは、ムラを招くために避けるべきだそう。
「ティントは“適量を塗る”ことが、ムラなくキレイに発色させるコツです。
軽めに“う”の口(あひる口のようなイメージ)をして、たっぷり中央にのせてから、“え”の口をしてそれを伸ばします。そうすることでムラなく簡単に塗れますよ」(那須さん・以下「」内同)
NG2:すっぴん肌に塗るのもダメッ
「ティントでよく聞くのが、“色が全くつかなかった”という声。これは、ベースに化粧水や乳液などがついていたため、油分のせいでティントがのらなかったものと思われます。
リップクリームや化粧水、乳液などはつけず、必ずすっぴんの唇に塗るようにしましょう」
製品によってはティントを塗る前にリップクリーム使用を推奨しているものもあるようですが、一般的には“すっぴん唇”に塗るのが鉄則と覚えておきたいですね。
「初心者でも安心!」な色の選び方は?
「色を選びまちがえて失敗する方も多いので、ティントに慣れるまでは、誰の肌にでも似合う自然な“コーラルピンク”の色を選ぶといいでしょう。
オシャレさんやティントに慣れている方は、オレンジやレッド系など強めの色でも大丈夫かもしれません」
オイルティントや保湿成分が入ったティントなど、各メーカーからはさまざまな種類が発売されています。せっかく使うのなら、プロが推奨する方法で使い、ティントの最大のメリットである“色持ち”効果を楽しんでみてください!
【取材協力】